Wes Montgomery A Day In The Life

今回紹介する、おすすめのフュージョンはこちらウェス・モンゴメリー

 

当時、百万ドルの大金の契約金でヴァーブからA&Mに移籍したプロデューサー、クリード・テイラーの第一作品である。大金の契約金を受け取っているため、売るしかなかった。テイラーはすべてのノウハウを使い、大当たりした。

A Day in the Lifeの題名で売らなければいけなかったかは定かではないが、ジャズ=フュージョン離れしていたファンを取り戻すためとも言われている。

 

レビューを紹介

 

JAZZは全くの素人ですから、ここにレビューを書くのは憚れますが・・。まあお許し下さい。ビートルズからこれを聞いた人も多いと思いますので。正直、当初どのようなお方かも知らず聞いておりました・・というかイージーリスニング的な2枚しか持っていないのですが、僕はこのレコードを気に入って今でもよく聞いております。レコードの時のジャケットの写真がものすごく気に入っておりまして。いつも聞きながらこの写真はほんまに味があると思っています。それとビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」をアルバムのタイトルに持ってきたことに非常に興味をそそられます。何故「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」だったんでしょう??

 

ジャズ・ギターの最高峰ウエス・モンゴメリーの後期作品。ビートルズのサージャントペッパーでの1曲を頭に持って来てタイトル曲にしている。風雲急を告げるイントロのハービー・ハンコックのピアノが格好イイ。"Water Melon Man"風のファンキーなテイストに頭がクラクラ。どこかラムゼイ・ルイスみたいでもある。それに絡むウエスのグルーヴィなギターが決まっている。めくるめくフレイズの連発にもう忘我状態。途中から分厚いストリングスが入ってくるが、甘さに流されずに辛口なフレーズをプレイする。ウエスのオクターブ奏法が映えること映えること。クレジットを見ると、ドラムスに名手Grady Tate、ベースに当時はまだ若手のロン・カーターを起用していている。名手揃いのリズムセクションは、オーケストラに負けずしっかりボトムでスゥイングしている。ビートルズの曲もやりようによってはここまでジャージーにアレンジできるわけですね。後で出てくるエリナリグビーも同様だ。"When A Man Love A Woman","Willow Weep For Me"等のスタンダーズ名曲も入っているので聴きやすさがある。世間的にはフュージョン名盤として名が通っているが、よく聴けば腰の据わった芯のしっかりした本格的ジャズである。 
日本だけの発売であるダブルフォールドの紙ジャケは厚みがあって良い感触。綺麗にコーティングもされていて長持ちしそう。白を基調とした汚れやすいジャケなのでこれは嬉しい。CDも表はA&Mのあのレーベルデザインが昔のまま復活(懐かしい)。裏はゴールド仕様となっていて豪華。紙ジャケは少し高かったが、こっちで買って正解でした。

 

音楽をジャンルで聞いちゃこの良さ、わかりませんよ,

いきなり針を落とした後に始まる、夏のむせるようなリズムの響き、いいです。 
stringsが雰囲気を盛り上げた後、悠然となり出すウエスのギターの音に、血管が震えます。 
湿った夏のサウンドに、ウエスのめちゃ乾いたオクターブ奏法。 
これ、絵画ですよ。 
ものすごく厳しい会議の後、凹んだ気持ちを何所に持っていいか悩んでいたけれど、この曲を聞くと、いいオトコに成りたいと思うことが多くて、それで僕の応援歌になってくれています。


正直な所、ウェス・モンゴメリーのギタープレーを熟知している訳ではありません。したがって、本作での比較的ライトでポップなスタイルが一般的に知られている彼のプレーとして王道的なものなのか否かは判りません。 
ただ、'67年にレコーディングされた本作がある意味で従来のスタイルを良しとするジャズファン(?)からは少し否定的に見られているという点は聞き及んでいます。 
特に、'60s後期となれば純ジャズがその将来的方向性を見出すために苦悩していた時期とも言えると思います。そこにCTI、クリード・テイラーのプロデュースで吹き込まれた一作となれば、自ずとジャズファンのため息が聞こえてきそうな感もあります。
とは言え、既に熟練の域に達しているW.モンゴメリーのプレーそのものがチープになることはなく、こうして広くリスナーに訴求できる(そして実際にはヒットもした)作品になったことは事実として受け止めるのも良いかと思います。



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